ひらがなを愛する私と我が子の字

ひらがなってすごく美しい形をしていると思います。
それは娘にひらがなを教えている時に思ったことだったのですが、曲線やとめ、はね、払いなど、一つの文字に多くの美しく見せるための作業が隠されているのです。

もともと書道をたしなむ程度に習っていた私は、筆が描きだすひらがなが上手に描けずに苦手意識がすごくあったのです。
簡単な文字こそ、バランスが難しいし、さらに目立って見える気がしていました。
でも、実際自分が「教える」立場になってみて、やはりひらがなこそが美しい様な気持ちに変わってきました。
きっと、他の言語でもそうだとは思いますが、せっかく自分の国の言葉です。

やはりその言葉に愛情と関心を子どもには持ってもらいたいと私自信が思うようになり意識が変わっていきました。
ひらがなが書けるようになった娘はまだまだミミズの様な字ですがとても趣のある子どもらしい字を書いています。
そして、幼いながらにも文字に「その子らしさ」がにじみ出ています。
息子の神経質そうな文字、娘のダイナミックな文字、ひとつひとつがとても面白く表現されています。

そんな愛着のある文字がとても可愛くて、今年は家族で「書き初め」をしてみました。
それぞれに思う気持ちを文字にするとさらに面白味が出てきます。
大人である私たち夫婦は今年の抱負を書きました。
そして、子どもたちの作品を見て大笑いした私。

「○○○がほしい」、もうおもちゃの名前入りで正月早々、サンタさんにお願いしているような書き初めの内容でした。
そして、おもちゃの名前を大きく書いたので、「ほしい」という文字がすごく小さく書かれています。
そんな面白さがあった書き初め、今も部屋に飾ってありますが、また来年もやってみたいと思います。
欲を言えば、もう少し来年は成長することを願っています。

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